2024/01/09 13:54

子どもたちの育ちの中で、集中して触っていたり、小さいものを見つけたり、つまんでみたりする時期が表れます。

例えば・・・
 ・ビニール袋の音を楽しんでシャカシャカずっと触る。
 ・動くモビールを目でずっと追い続ける。
 ・金魚などの水槽で動く魚をじっと見ている。
 ・ごみなど小さいものに気づき、つまんで見せる。
 ・やわらかい毛布などの手触りを好みずっと持ち歩く。
 ・洋服のタグをずっと触っている。      などなど・・・

そういう子どもが五感を使って興味をもつ行動が表れることをモンテッソーリ教育の中で
「敏感期」といいます。

子どもが集中しているその時期に、大人が「きたないからやめなさい」とか「はやくいくよ」と行動や活動を留めてしまうのはとてももったいないことなのです。

子どもが何かに気が付いて興味を持ったその時に、「この子は何を見つけたのかな?」「何に興味を持ったのかな」と声をかける前に観察してみることが大切です。
「なにしてるの?」「何を見つけたの?」なんていう大人の言葉かけも不要です。
集中を妨げないように静かに見てあげてくださいね。

もちろん子どもが「これ見て!」と自ら伝えてきた時には、共感したり、「何を見つけたの?」と会話を楽しんで下さい。

子どもの敏感期を見つけることが出来てくると、「いまはこんなことに興味があるのか~~」と子どもの成長を楽しみながら観察することが出来るようになってきます。 

子どもの敏感期見つけたらぜひ教えてくださいね。